付き合ってるパートナーのことを好きすぎると、いつ何をしていても気になってしまい、何も手がつきません。
まさに『彼(彼女)だけが全て』の世界ですよね。
大好きなパートナーです。そう思う気持ちも分かります。
しかし、それではどんどん世界が狭くなっていきます。
本来、恋愛というのはキラキラしているイメージが思い浮かびますが、相手への愛が大きくなればなるほど『こんなに好きなのは自分だけ?』と、不安にかられることがあります。
本日は、この『好きすぎて辛い』という現象はなぜ起きるのか?
また、その解消方法にはどのようなものがあるのかを解説していきます。
好きすぎて辛いと悩んでいる方や、好きすぎて辛いという状態を知りたい方も、『好きすぎる辛さ』についての理解を深めれば、少しは心の重荷が取れるのではないでしょうか。
そもそも、好きすぎて辛いと感じる心理としては、相手が自分を想うより、自分が相手を想う気持ちの方が圧倒的に強いと感じているからだと思います。
もしも二人が対等な関係だったら、いくら彼(彼女)を好きすぎるからといって辛いと感じることはないはずです。
つまり『もっと自分のことを大好きになってほしい』・『重いと思われたらどうしよう』という不安が、心の辛さを生み出しているのです。
では、この想いを解消するにはどうすれば良いのでしょうか?
○求めすぎてませんか??
★『自分はこんなことまでしてあげているのに』
★『なんでLINEの既読が付いてから返事がくるまでタイムラグがあるんだろう?』
★『せっかくの休みなのに、自分とじゃなくて友達と会うなんて酷い!』
そんな風に、何かアクションを起こしてほしいと求めすぎるのは止めましょう。
片思いしていたときを思い出してください。
相手とすれ違っただけで、挨拶を交わせただけで、ものすごく嬉しく感じませんでしたか?
もしかすると、今のあなたの想いは『好きすぎる』のではなく、『求めすぎている』だけかもしれません。
求めすぎるということは、自分の気持ちを相手に押しつけているのと同じなのです。
マイナス思考を振り払い、どうすれば相手が喜ぶかを常に考え、見返りを求めるのは止めてみましょう。
会えるだけで、声を聞けただけで嬉しかったあの頃を思い出してください。
そんな謙虚な姿勢を心がければ、自分が今どれだけ幸せな状況に立っているか気づけるはずですよ。
○まずは自分自身を大切にしましょう
今のあなたの頭の中は、相手を好きすぎるという想いでいっぱいになっているのではりませんか?
『彼(彼女)のためならなんでもできる!』という自己犠牲の精神は素晴らしいものですが、『恋人大好き!』以外に何の趣味も持たない人に魅力は感じられません。
あまりにも自分を犠牲にすると、気づかないうちに少しずつ不満が溜まっていき、いつか爆発してしまう可能性も高くなります。
まずは全てを相手に捧げてしまうことを止めましょう。
デートの予定や行く店を全て相手の好みに合わせたり、元々の用事をキャンセルしてまで会いに行く必要はありません。
もしこれで別れたって、他にもきっといい出会いがあるさ、と気楽に考えることが大切です。
そもそも自分を大切にできない人が、他人を大事にできるはずがありません。
趣味や勉強、スポーツなど、付き合い始める前に好きだったものを思い出してください。
自分を尊重できるあなたは、きっとキラキラ輝けるはずです。
○恋人を信じてあげましょう
パートナーを信じる気持ちも、なるべく大事にするようにしてください。
好きすぎると、自分ばかりが相手を求めているような気がして辛くなる感情は増える一方です。
しかしそれは、裏を返せば、彼(彼女)の自分への気持ちを信じていないということにもなります。
だから『自分ばかりが好きでつらい』とネガティブな感情になってしまうのです。
それは、恋人にとっても、自分の思いを否定された気分になり、嫌な気持ちになりますよね。
恋人を信じる気持ちをしっかりと持てば、好きすぎることで変にネガティブな感情を抱くこともなくなります。
好きすぎる気持ちは、相手の負担にさえならなければ、最高の贈り物になります。
そのため、自分の気持ちをしっかりとコントロールして、恋人にとって最適な『好き』を送ってみてはいかがでしょうか。
お互いのバランスが整ってこそ “いい恋” というものに繋がるでしょう。